SEO会社にもいろいろあります。実際にはSEOのオペレーションをしない会社、SEOのコンサルティングをしている会社、実際のSEOのオペレーションは協力企業が行う会社があります。日本においてはSEOのコンサルティングのみの会社は比較的多くあります。実際にどういうことをするのか?それはSEOのための情報を日々提供するというものです。
例えば、Googleの検索アルゴリズムが変更になった。××アップデートがあったなどの情報です。そしてGoogleの発信するデータを伝えるのです。どうしたらいいのかというオペレーションや実験分析を行っていない場合が多く、誰々が言った。そういわれているなどの情報がメインです。多くの場合は文科系の方が行っております。
後者のSEOの営業だけを行っている会社も多く、2020年以降はそれも減ってきています。それはSEOと称して、オペレーションを行っても順位がなかなか上がらないからです。
2020年以降何が変わったのか?
それはGoogleの検索アルゴリズムにおけるコンテンツ理解の精度が上がったように思います。そのため、今まで以上にコンテンツのオリジナリティや信ぴょう性などの評価が高くなっています。チープな内容を見抜いているということでしょう。
より専門的な内容であったり、ユニークな内容、オーソリティーの高い内容を評価しています。そんなコンテンツを作る続けることは非常に難しく、世界中のウエブサイトから運用サイトの情報を集め、信ぴょう性やオーソリティーを計算しているのです。つまり、自作自演というのが非常に難しくなったということです。そして、より多くの方に支持される、引用されるようなコンテンツを評価するのです。
それは従来の被リンクとは全く違うものです。被リンクとは別のコンテンツ理解に関わるものです。
SEOはGoogleのコンテンツ理解で変わる
SEOは行きつくところ、Googleのコンテンツ理解が高くなるとより偽物、内容のない物は評価されなくなります。言い換えるとSEOを行うことは難しくなるということです。オーソリティーや信頼性を世界中のサイトから評価し、会社の規模や会社の信用度で評価するとなると中小零細企業は不利になります。
たぶん、実際にはそうなっていると考えられます。私のテストでは上場企業の関連会社になったとたん順位が上がったサイトがあります。プレスリリースでリンクが張られたと考える方もいますが、私の調査結果ではほぼプレスリリースのコンテンツ内容、上場企業の関連会社というのが評価を上げた可能性が高いのです。Googleのコンテンツ理解が正確になるとより、そのような情報の理解も進み、評価のウエイトが上がる可能性があるのです。
SEOのために資本金を1億円にしましたみたいなものが出てくる可能性があります。嘘でそんなことをすると会社の信用性を失ってすべてを失ってしまうかもしれません。
では今のSEOは何をすべきか?
ビッグキーワードばかりに目を向けずにコンバージョンを上げるためのコンテンツづくりを考えるのが有効でしょう。それを継続的にすることでビッグキーワードも徐々に上がってくるというのがいいと思います。
コンバージョン獲得、集客を考えたキーワード選定、そしてコンテンツ作りを行うということです。どんなキーワードがコンバージョンを獲得に貢献できるのか?はいろいろ試すしかありません。その際にはアクセス解析やサーチコンソールの情報が有益です。それらを駆使しながらコンバージョンを獲得できるようなコンテンツを地道に作っていきましょう。きっといいことがあります。